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国内の需給動向【鶏肉】 畜産の情報 2019年12月号

元年9月の鶏肉生産量、前年同月比3.8%増

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1 令和元年9月の鶏肉生産量は、堅調な需要を背景に、12万8863トン(前年同月比3.8%増)と前年同月をやや上回った(図11)。


 
 なお、過去5カ年の9月の平均生産量と比べると、やや上回る結果(4.2%増)となった。

2 9月の輸入量は、前年の台風21号に伴う倉庫の浸水被害や通関遅延により前年同月の輸入量が少なかったことに加え、前月の未通関分が9月に通関されたことなどから5万3609トン(同33.2%増)と前年同月を大幅に上回った(図12)。
 
 
 なお、過去5カ年の9月の平均輸入量と比べると、かなり大きく上回る結果(15.1%増)となった。

3 9月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、454グラム(同1.5%減)と前年同月をわずかに下回った。

4 9月の推定期末在庫量は、16万4346トン(同0.9%増)と12カ月ぶりに前年同月を上回った(図13)。このうち、輸入品は13万4468トン(同0.4%減)と12カ月連続で前年同月を下回った。
 
 
 9月の推定出回り量は、17万5085トン(同2.7%増)と前年同月をわずかに上回った(図14)。このうち、国産品は12万7721トン(同2.0%増)と前年同月をわずかに上回り、輸入品は4万7364トン(同4.5%増)と前年同月をやや上回った。
 
 
(畜産振興部 郡司 紗千代)