1 令和元年10月の鶏肉生産量は、堅調な需要を背景に、14万3590トン(前年同月比1.9%増)と前年同月をわずかに上回った(図11)。
なお、過去5カ年の10月の平均生産量と比べると、かなりの程度上回る結果(6.2%増)となった。
2 10月の輸入量は、前年の輸入量が9月の台風21号による通関遅延の反動により多かったことなどから、5万1591トン(同5.2%減)と前年同月をやや下回った(図12)。
なお、過去5カ年の10月の平均輸入量と比べると、やや下回る結果(3.4%減)となった。
3 10月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、501グラム(同0.9%増)と前年同月をわずかに上回った。
4 10月の推定期末在庫量は、16万7174トン(同0.2%増)と前年同月並みとなった(図13)。このうち、輸入品は13万7875トン(同0.0%)と前年同月並みとなった。
10月の推定出回り量は、19万2353トン(同0.5%増)と前年同月をわずかに上回った(図14)。このうち、国産品は14万4169トン(同3.1%増)と前年同月をやや上回り、輸入品は4万8184トン(同6.6%減)と前年同月をかなりの程度下回った。
(畜産振興部 郡司 紗千代)