元年11月の鶏肉生産量、前年同月比4.1％増

1 令和元年11月の鶏肉生産量は、堅調な需要を背景に、14万3082トン（前年同月比4.1%増）と前年同月をやや上回った（図11）。  
　なお、過去5カ年の11月の平均生産量と比べると、かなりの程度上回る結果（8.6%増）となった。

2 11月の輸入量は、前年のブラジルの生産量減少に伴い、前年の同国からの輸入量が少なかったことなどから4万8828トン（同13.1%増）と前年同月をかなり大きく上回った（図12）。  
　なお、過去5カ年の11月の平均輸入量と比べると、やや上回る結果（4.9%増）となった。

3 11月の鶏肉の家計消費量（全国1人当たり）は、491グラム（同0.1%増）と前年同月並みとなった。

4 11月の推定期末在庫量は、16万6192トンと前年同月並みとなった（図13）。このうち、輸入品は13万7617トン（同0.1%減）となった。  
　11月の推定出回り量は、19万2892トン（同6.5%増）と前年同月をかなりの程度上回った（図14）。このうち、国産品は14万3806トン（同4.2%増）とやや、輸入品は4万9086トン（同13.5%増）とかなり大きく、いずれも前年同月を上回った。