ホーム > 畜産 > 畜産の情報 > 令和元年度「畜産の情報」に関するアンケート調査結果の概要
当機構では、「畜産の情報」への読者の皆さまの評価を把握するとともに、「畜産の情報」の内容をより充実させるため、アンケート調査を実施しています。このほどその結果を取りまとめましたので、次の通り概要を紹介します。
令和元年10〜11月に「畜産の情報」の全ての配布先に対して、調査票の郵送を行い、FAX回答とWEB回答のいずれかの方法で回答を得ました。(情報誌配布冊数、回答数、回収率は下表の通り)。
(1) 「畜産の情報」への評価
「畜産の情報」への評価(5段階)は、「満足」が38%、「ほぼ満足」が46%、「普通」が15%となりました。また、5段階評価の評点の平均値は4.2でした。
(2) 情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど総合的な評価
よく見られている記事について、情報の充実度、読みやすさ、分かりやすさなど、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。
○誌面全般に関すること
・幅広い知識を得られるので、とても役立っている。
・素人が見ても分かりやすいように専門用語には注意書き、説明があると良い。
・文字が多く読みづらい。図表など分かりやすいものを増やして要点をまとめてほしい。
・情報量は多く充実しておりますが、採卵鶏やブロイラーに関する記事が牛・豚に比べると少ないと思う。
・畜産全般の情報が一読できるので満足。
○図表・写真に関すること
・文字が多いので、グラフを増やして一目見て分かりやすくして欲しい。
・記事によってグラフの配色にムラがあるのを統一した方がよい。
・どうしても写真や図表を見てから本文を読みたくなるので、これからも多めに掲載してほしい。
○需給動向について
・各畜産物の海外・国内需給動向についての表現が詳細で分かりやすい。
・各畜産物の需給状況についての要約が欲しい。
・海外の需給動向はHPの海外統計資料、畜産物の需給関係の諸統計データと併せて活用させていただいている。
・最新の需給動向は、他では得られない貴重な情報だと思う。
・最新のトレンドが短くまとまっている。
○調査・報告、海外情報について
・海外の食品業界のトレンドを知る上で、小売や外食の同行、消費者志向に関する情報は参考になる。
・国内外の先進的事例が紹介されており、現地を視察する際などに参考になる。
・海外情報の内容が広範囲過ぎるときがあるので、もう少し的を絞ってほしい。
・特に海外に関する情報がコンパクトに入手できるので、役立っている。
・畜産業の情勢に関する知識を得るために活用している。
(3) 今後取り上げてほしいテーマなどについて
今後、「畜産の情報」に掲載してほしい記事について、ご記入いただいたご意見のうち、主なものを整理すると次の通りでした。
・畜産経営に関する情報や話題(成功事例、継承に関する事例、地域別の情報など)
・畜産に関する新技術情報(スマート農業、IoT、AIの活用、ICT技術の活用、ドローンの活用など)
・国内優良事例の紹介(肉用牛の肥育経営、養豚・養鶏におけるエコフィード、スマート農業、6次化、IoT技術導入など)
・海外の新しい技術や制度、取り組みなどに関する情報、先進事例の報告や優良事例の紹介
・家畜の疾病・防疫に関する情報(CSF、AFS、口蹄疫、抗生物質に関する情報、新ワクチンなど)
当機構では、アンケート調査の結果を踏まえ、より充実した情報提供に努めてまいります。なお、「畜産の情報」の記事のほか、統計情報や海外のトピックスについては、ホームページでも公表しておりますので、そちらも併せてご利用下さい。
https://www.alic.go.jp/livestock/index.html