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機構から 畜産の情報 2021年4月号

令和3年度畜産関係学術研究委託調査の公募について

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調査情報部
 畜産経営の安定と畜産物の価格安定・需給調整を的確に実施するためには、生産者や関係業界などの関係者に対して、経営安定や需給動向などの情報を適時適切に提供することが重要となっています。
 このため、最近の情勢を的確に捉えた畜産経営の安定等に有益な畜産物に関する専門的または応用的な研究を通じて当機構の募集する研究課題について、大学や試験研究機関等から広く募集し、審査・選考の上、研究委託調査を実施します。

1 募集課題
   令和3年度の募集課題は、以下の通りとします。
 (1)対象畜種は、牛・豚・鶏とします。
 (2)募集課題
ア コロナ禍における畜産物の需給動向等に関する情報
  コロナ禍における今後の国内需給の動向等に関する情報
イ 畜産の持続的発展の実現に向けた情報
  新技術も活用しながら、人、土地及び家畜に着目した持続可能な畜産を推進するため、労働不足への対応、国産飼料の増産・利用、家畜伝染病対策や近年多発する大規模な自然災害、環境問題に配慮した取り組み等に関する情報
ウ 畜産・酪農における経営力の強化及び国産畜産物等の安定供給に関する情報
  生産基盤をより確固たるものとするため、畜産・酪農家の経営力の強化及び家畜の改良や規模拡大に加え、消費ニーズに応えて多様化する加工品を含めた畜産物生産等に関する情報
エ ア〜ウ以外の畜産経営の安定等に資する畜産の動向に関する情報

  なお、応募する研究課題は、他の団体などからの調査研究費などの助成を受けていないもので、未発表のものとします。

2 採択に当たっての主なポイント
 (1)研究計画の目的、方法などが明確で無理のないこと
 (2)研究課題が新規性に富んでいること
 (3)期間内で研究の具体的な成果が見込まれること

3 応募資格
   大学、都道府県の試験場、その他の研究・教育・指導機関に所属する者とします。

4 応募方法
   令和3年度畜産関係学術研究委託調査に係る募集公告に基づき応募してください。その際、所属機関長の公印が必要です。実施に当たっては、所属する機関と委託契約を締結することとなります。
   なお、詳細につきましては、必ず当機構ホームページ「調達情報/入札公告/2020年度」(https://www.alic.go.jp/contract/bid-index_2020.html)のページをご確認ください。

5 委託費の限度額
   委託費の額は、原則として、1件当たり150万円(消費税を含む)を限度とします。

6 応募締切日
   令和3年5月21日(金)必着
  お問い合わせ先:独立行政法人農畜産業振興機構 調査情報部
          畜産関係学術研究委託調査担当
          TEL:03−3583−4398  FAX:03−3584−1246