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国内の需給動向【鶏肉】 畜産の情報 2022年4月号

4年1月の鶏肉生産量、前年同月比3.7%増

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 1 令和4年1月の鶏肉生産量は、好調な需要を背景に、13万7166トン(前年同月比3.7%増)と前年同月をやや上回った(図1)。
 なお、過去5カ年の1月の平均生産量との比較でも、4.6%増とやや上回る結果となった。
 
 

2 1月の輸入量は、国内の輸入品在庫の減少などによりブラジル産の輸入量が増加したことなどから、全体では5万3783トン(同9.9%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図2)。
 なお、過去5カ年の1月の平均輸入量との比較でも、26.5%増と大幅に上回る結果となった。

 

3 1月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、535グラム(同0.5%減)と前年同月をわずかに下回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の1月の平均消費量との比較では、1.7%増とわずかに上回る結果となった。

4 1月の推定期末在庫は、15万8303トン(同1.5%増)と前年同月をわずかに上回った(図3)。このうち、輸入品は12万3211トン(同4.9%減)と前年同月をやや下回った。
 推定出回り量は、18万2547トン(同3.6%増)と前年同月をやや上回った(図4)。このうち、国産品は13万7555トン(同3.7%増)、輸入品は4万4992トン(同3.0%増)と、ともに前年同月をやや上回った。
 

 
 
(畜産振興部 郡司 紗千代)