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国内需給動向【鶏肉】畜産の情報 2022年10月号

4年7月の鶏肉生産量、前年同月比3.1%減

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1 令和4年7月の鶏肉生産量は、13万2858トン(前年同月比3.1%減)と前年同月をやや下回った(図1)。
 なお、過去5カ年の7月の平均生産量との比較では、0.2%増と同水準となった。


2 7月の輸入量は、米国産が鳥インフルエンザ発生の影響により、タイ産がオファー価格高止まりの影響により、それぞれ減少した一方、それらの代替需要としてブラジル産が増加したことなどから、4万5620トン(同1.9%増)と前年同月をわずかに上回った(図2)。
 なお、過去5カ年の7月の平均輸入量との比較では、3.3%減とやや下回る結果となった。


3 7月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、495グラム(同0.6%増)と前年同月をわずかに上回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の7月の平均消費量との比較でも、8.0%増とかなりの程度上回る結果となった。

4 7月の推定期末在庫は、15万12トン(同1.2%増)と前年同月をわずかに上回った(図3)。このうち、輸入品は12万1128トン(同6.5%増)と前年同月をかなりの程度上回った。
 推定出回り量は、17万8035トン(同6.0%減)と前年同月をかなりの程度下回った(図4)。このうち、国産品は13万4490トン(同1.6%減)とわずかに、輸入品は4万3545トン(同17.4%減)と大幅に、いずれも前年同月を下回った。
 



 
(畜産振興部 郡司 紗千代)