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国内需給動向【鶏肉】畜産の情報 2022年11月号

4年8月の鶏肉生産量、前年同月比1.6%増

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1 令和4年8月の鶏肉生産量は、好調な需要を背景として、13万2997トン(前年同月比1.6%増)と前年同月をわずかに上回った(図1)。
 なお、過去5カ年の8月の平均生産量との比較でも、4.4%増とやや上回った。

 
2 8月の輸入量は、米国産が鳥インフルエンザ発生の影響により、タイ産がオファー価格が高止まりの状況にあることにより、それぞれ減少した一方で、ブラジル産の輸入量が増加傾向で推移していることから、4万7374トン(同0.9%増)と前年同月をわずかに上回った(図2)。
 なお、過去5カ年の8月の平均輸入量との比較では、1.6%減とわずかに下回る結果となった。
 

3 8月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、471グラム(同4.7%減)と前年同月をやや下回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の8月の平均消費量との比較では、4.9%増とやや上回る結果となった。
4 8月の推定期末在庫は、14万9715トン(同2.3%増)と前年同月をわずかに上回った(図3)。このうち、輸入品は12万1213トン(同8.8%増)と前年同月をかなりの程度上回った。
 推定出回り量は、18万668トン(同0.5%増)と前年同月をわずかに上回った(図4)。このうち、国産品は13万3379トン(同2.1%増)と前年同月をわずかに上回った一方、輸入品は4万7289トン(同3.9%減)と前年同月をやや下回った。



 
(畜産振興部 郡司 紗千代)