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国内需給動向【鶏肉】畜産の情報 2023年1月号

4年10月の鶏肉生産量、前年同月比0.7%減

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1 令和4年10月の鶏肉生産量は、14万4558トン(前年同月比0.7%減)と前年同月をわずかに下回った(図1)。
 なお、過去5カ年の10月の平均生産量との比較では、1.5%増とわずかに上回った。



 
2 10月の輸入量は、例年、最需要期の冬場に向けた対応で増加する傾向にあり、加えて、前年同期にCOVID-19の影響を受けていたタイ産について、現地工場の生産性回復などにより日本向けの輸出量が増加したことなどから、5万3930トン(同5.3%増)と前年同月をやや上回った(図2)。
 なお、過去5カ年の10月の平均輸入量との比較でも、2.5%増とわずかに上回る結果となった。 



 
3 10月の鶏肉の家計消費量(全国1人当たり)は、541グラム(同1.7%増)と前年同月をわずかに上回った(総務省「家計調査」)。
 なお、過去5カ年の10月の平均消費量との比較では、6.5%増とかなりの程度上回る結果となった。

4 10月の推定期末在庫は、15万2720トン(同6.9%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図3)。このうち、輸入品は12万7502トン(同17.8%増)と前年同月を大幅に上回った。
 推定出回り量は、19万2829トン(同1.2%減)と前年同月をわずかに下回った(図4)。このうち、国産品は14万5184トン(同0.4%増)と前年同月をわずかに上回った一方、輸入品は4万7645トン(同5.8%減)と前年同月をやや下回った。





(畜産振興部 郡司 紗千代)