(1)実証実験の流れ
令和5年4月下旬から、まずは県内でも積極的にエコフィードを活用している先駆的な養豚農家U社に協力を依頼し、さらに、U社とすでに取引しているまたは取引を予定している食品関連事業者2社で実証実験を開始し、その後、随時協力事業者を追加して進めていった(令和5年10月末現在で18社の協力事業者が参加)。
(2)マッチングまでの流れ
畜産農家や食品関連事業者のマッチングまでの大まかな流れは、次の通りである(畜産農家や食品事業者のプラットフォームへの投稿イメージおよびデータ一覧フォームのイメージは、図2〜4の通り)。なお、畜産農家や食品関連事業者が投稿した時やマッチングした時などには、必要に応じて登録した事業者に情報をお知らせするメールが届くようになっている。
ア 畜産農家・エコフィード製造事業者におけるマッチングまでの流れ
・畜産農家などのメールアドレスを登録する。
・登録後に通知された畜産農家投稿フォーム(図2)にアクセスし、希望する食品残さの情報(種類、形状、数量、取引方法など)を入力する。
・登録後に通知されたデータ一覧フォーム(図4)にアクセスし、畜産農家などと食品関連事業者の両者が投稿したデータを閲覧する。
・データ一覧フォーム(図4)から、気になる食品残さの情報があった場合、食品関連事業者とのマッチングを進め(システムによる)、双方で費用負担などの条件を交渉していく(システムではなく相対での交渉による)。逆に、食品関連事業者からマッチングしたい旨の連絡があった場合も同様に、交渉を進める。
イ 食品関連事業者におけるマッチングまでの流れ
・事業者のメールアドレスを登録する。
・登録後に通知された食品事業者投稿フォーム(図3)にアクセスし、提供可能な食品残さの情報(前述のアと同じ)を入力する。
・登録後に通知されたデータ一覧フォーム(図4)にアクセスし、食品関連事業者と畜産農家などの両者が投稿したデータを閲覧する。
・畜産農家などからマッチングしたい旨の連絡があった場合は、双方で条件を交渉していく。また、データ一覧フォーム(図4)から気になる畜産農家などがあった場合は、マッチングを進め、交渉を進める。