卸売価格
令和7年1月の鶏卵卸売価格(東京、M玉基準値)は、1キログラム当たり258円(前年同月差78円高、前年同月比43.3%高)と、前月から同32円下落したものの、前年同月の同価格を大幅に上回った(図)。同価格の日ごとの推移を見ると、月初の同225円から15日には同240円、17日には同250円、21日には同260円、23日には同275円、24日には同285円、28日には同295円、30日には同305円と計7回の上昇があり、月間の上昇幅は同80円となった。なお、過去5カ年の1月の平均卸売価格との比較でも、39.5%高と大幅に上回る結果となった。
供給面を見ると、生産量は、6年10月以降、全国各地の養鶏場(採卵鶏)で相次いで発生している高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の影響により、不安定な状況が続いている。一方、需要面を見ると、HPAIへの懸念により量販からの引き合いが強まっているほか、インバウンドを含む外食などの業務用向けが引き続き堅調に推移している。
家計消費量
12月の鶏卵の家計消費量(全国1人当たり)は、970グラム(前年同月比2.1%増)と前年同月をわずかに上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の12月の平均消費量との比較でも、1.8%増とわずかに上回る結果となった。
(畜産振興部 大西 未来)