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海外需給【飼料/トウモロコシ/世界】畜産の情報 2025年3月号

生産減・消費増などから期末在庫はかなりの程度減少

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)および米国農務省海外農業局(USDA/FAS)は2025年1月10日、24/25年度の世界のトウモロコシ需給予測値を更新した(表)。
 これによると、同年度の世界のトウモロコシ生産量は12億1435万トン(前年度比1.3%減)と前月から354万トン下方修正された。このうち、中国やガーナ、ロシアなどは前月から上方修正され、中国では2億9492万トンと292万トン上方修正されて過去最高の更新が見込まれているが、米国の701万トン下方修正がこれを上回った。
 輸入量は、世界全体で1億8315万トン(同7.1%減)と前月から77万トン下方修正された。トルコの上方修正があったものの、中国や韓国、日本の下方修正が上回った。また、中国の輸入量については、同日付で中国農業農村部が公表した同年度の中国のトウモロコシ輸入量900万トンとは、下方修正後もなお400万トンの乖離かいりがある。
 消費量は、世界全体で12億3847万トン(同1.7%増)と前月から81万トン上方修正された。ブラジルで前月から200万トン上方修正されたことが寄与した。
 輸出量は、世界全体で1億9141万トン(同0.3%減)と前月から163万トン下方修正された。このうち、最大の輸出国である米国やブラジルの下方修正が影響した。
 この結果、期末在庫は米国の下方修正を反映し2億9334万トン(同7.6%減)と前月から310万トン下方修正された。
 


 
 
(調査情報部 岡田 真希奈)