生産量
令和7年11月の豚肉生産量は、7万6416トン(前年同月比2.5%減)と前年同月をわずかに下回った(図1)。
なお、過去5カ年の11月の平均生産量との比較でも、5.4%減とやや下回る結果となった。
輸入量
11月の輸入量について、冷蔵品は、価格や規格などで一定の評価を受けるカナダ産が増加したことなどから、3万801トン(前年同月比1.2%増)と前年同月をわずかに上回った(図2)。冷凍品は、現地相場高や為替相場の影響、国内の輸入品在庫が依然として高水準にあったことなどから、3万4465トン(同27.9%減)と前年同月を大幅に下回った(図3)。この結果、輸入量の合計(注1)では、6万5268トン(同16.6%減)と前年同月を大幅に下回った。
なお、過去5カ年の11月の平均輸入量との比較では、冷蔵品は14.9%減とかなり大きく、冷凍品は17.5%減と大幅に、いずれも下回る結果となった。
(注1) 輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
11月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)(注2)は、693グラム(前年同月比7.6%増)と前年同月をかなりの程度上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の11月の平均消費量との比較でも、8.5%増とかなりの程度上回る結果となった。
(注2)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
11月の推定期末在庫は、21万9130トン(前年同月比1.4%増)と前年同月をわずかに上回った(図4)。このうち、輸入品は、19万6931トン(同1.1%増)と前年同月をわずかに上回った。
推定出回り量は、15万3757トン(同6.0%減)と前年同月をかなりの程度下回った(図5)。このうち、国産品は7万5962トン(同2.9%減)とわずかに、輸入品は7万7794トン(同8.8%減)とかなりの程度、いずれも前年同月を下回った。
(畜産振興部 小森 香穂)