25年12月の豚総飼養頭数、前年比0.7%増
米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)によると、2025年12月1日時点の豚総飼養頭数は、7554万5000頭(前年比0.7%増)と前年をわずかに上回った(表1)。内訳を見ると、繁殖豚は595万2000頭(同0.9%減)とわずかに減少し、肥育豚は6959万2000頭(同0.8%増)とわずかに増加した。また、同年9〜11月期の産子数については、分娩母豚頭数が前年同期比0.3%増、1腹当たり産子数が同0.1%増となったことから、同0.4%増とわずかに増加した。
25年11月の豚肉生産量、前年同月比4.4%減
USDA/NASSによると、2025年11月の豚と畜頭数は、1025万9300頭(前年同月比5.4%減)と前年同月をやや下回った。平均枝肉重量は増加(同1.0%増)したものの、と畜頭数の減少や春の産子数が少なかったこと、主要な生産州における継続的な疾病の発生などにより、同月の豚肉生産量は101万2000トン(同4.4%減)とやや減少した(図1)。
25年の豚肉生産量についてUSDAは、1245万7000トン(前年比1.2%減)とわずかに減少、26年は1246万3000トン(同0.0%)と前年並みを予測している。
また、同月の豚肉期末在庫は生産量の減少などを背景に16万8405トン(前年同月比5.1%減)とやや減少した(図2)。
25年8月の豚肉輸出量、前年同月比3.1%減
米国農務省経済調査局(USDA/ERS)によると、2025年8月の豚肉輸出量は主要輸出先における需要が弱まっていることから、24万6203トン(前年同月比3.1%減)とやや減少した(表2)。最大の輸出先となるメキシコ向けは、10万2011トン(同2.7%増)とわずかに、韓国向けは1万8596トン(同19.9%増)と大幅に、いずれも増加した。一方、日本向けは3万4194トン(同10.2%減)とかなりの程度減少した。中国向けは、米国産豚肉に追加関税が課されていることにより、同22.4%減と大幅に減少した。
25年の豚肉輸出量についてUSDAは、316万22000トン(前年比2.1%減)とわずかに減少、26年は318万4000トン(同0.2%減)と前年並みを予測している。
(調査情報部 大西 未来)