生産量
令和8年1月の豚肉生産量は、8万664トン(前年同月比0.9%増)と前年同月をわずかに上回った(図1)。
なお、過去5カ年の1月の平均生産量との比較でも、1.9%増とわずかに上回る結果となった。
輸入量
1月の輸入量について、冷蔵品は、価格や規格などで一定の評価を受けるカナダ産や、メキシコ産が増加したことなどから、3万6131トン(前年同月比12.7%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図2)。冷凍品は、現地相場高や為替相場の影響、国内の輸入品在庫が高水準にあることにより前年同月比で減少して推移してきた中、12月はアフリカ豚熱発生によるスペイン産の輸入一時停止措置(注1)の影響も加わったことなどから前年同月を大幅に下回ったところ、1月は停止措置の対象外となったものの通関が進んだことなどから、4万6940トン(同3.1%減)と前年同月をやや下回った(図3)。この結果、輸入量の合計(注2)では、8万3073トン(同3.2%増)と前年同月をやや上回った。
なお、過去5カ年の1月の平均輸入量との比較では、冷蔵品は4.0%増とやや、冷凍品は15.7%増とかなり大きく、いずれも上回る結果となった。
(注1)農林水産省は令和7年11月28日にスペイン産豚肉等の輸入を一時停止。その後、同年10月29日以前にと殺・加工・梱包まで終了しているものであり、かつ輸出されるまでの間、防疫上安全かつ衛生的に保管および輸送されたものであることをスペイン政府が証明しているものについては、輸入停止措置の対象外とすることを発表。
(注2)輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
1月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)(注3)は、667グラム(前年同月比7.3%増)と前年同月をかなりの程度上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の1月の平均消費量との比較でも、3.1%増とやや上回る結果となった。
(注3)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
1月の推定期末在庫は、21万3087トン(前年同月比0.4%減)と前年同月をわずかに下回った(図4)。このうち、国産品は2万2910トン(同2.7%減)と前年同月をわずかに下回った一方、在庫の大半を占める輸入品は19万177トン(同0.2%減)と前年同月並みとなった。
推定出回り量は、15万5531トン(同0.7%増)と前年同月をわずかに上回った(図5)。このうち、国産品は8万567トン(同2.3%増)と前年同月をわずかに上回った一方、輸入品は7万4964トン(同1.0%減)と前年同月をわずかに下回った。
(畜産振興部)