卸売価格
令和8年2月の鶏卵卸売価格(東京、Mサイズ基準値)は、1キログラム当たり313円(前年同月差2円安、前年同月比0.6%安)と、前年同月の同価格をわずかに下回った(図)。同価格の日ごとの推移を見ると、月初の同310円から17日には同315円、26日には同325円と計2回の上昇があり、月間の上昇幅は同15円となった。なお、過去5カ年の2月の平均卸売価格は238円であり、それと比較すると、31.5%高と大幅に上回る結果となった。
供給面については、全国的な高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の発生があり、年末年始は相場が例年以上に高水準になることを見越し、産地では生産量を維持する動きなどもあったものの、低位で推移した。需要面については、主に外食筋において、訪日外客数が比較的増加傾向であることなどから、堅調に推移した。
家計消費量
1月の鶏卵の家計消費量(全国1人当たり)(注)は、843グラム(前年同月比6.1%減)と前年同月をかなりの程度下回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の1月の平均消費量との比較でも、7.8%減とかなりの程度下回る結果となった。
(注)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
(畜産振興部)