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海外需給【飼料/大豆/世界】畜産の情報 2026年4月号

大豆生産量の増加から期末在庫も上方修正

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 米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)および米国農務省海外農業局(USDA/FAS)は2026年2月10日、2025/26年度の世界の大豆需給予測値を更新した(表)。
 これによると、同年度の世界の大豆生産量は4億2818万トン(前年度比0.2%増)と前月から250万トン上方修正された。このうち、最大の生産国であるブラジルが全般にわたって天候に恵まれた中で、収穫面積と単収増から200万トン上方修正されたことなどが反映された。
 輸入量は、世界全体で1億8599万トン(同3.6%増)と前月から5万トン下方修正された。このうち、最大の輸入国である中国は1億1200万トン(同3.7%増)と前月から据え置かれた。
 消費量(搾油仕向け)は、世界全体で3億6803万トン(同2.5%増)と前月から160万トン上方修正された。このうち、最大の消費国である中国は1億800万トン(同4.3%増)と同じく据え置かれた。
 輸出量は、世界全体で1億8757万トン(同1.8%増)と前月から据え置かれた。このうち、最大の輸出国であるブラジル、これに次ぐ米国は、いずれも前月から据え置かれた。
 期末在庫は、生産量の上方修正などを反映して1億2551万トン(同1.5%増)と前月から110万トン上方修正された。
 今回の予測値に関して、大豆の国際相場に影響を与える中国の輸入量に目を向けると、同日付で中国農業農村部が公表した25/26年度の中国の大豆輸入量9580万トンとUSDAの予測値には、引き続き1620万トンの乖離かいりがある。米国政府が11月に発表した中国との貿易・経済協定によれば、中国は25年後半の2カ月間で少なくとも1200万トンの米国産大豆を購入するとされているが、現実的には後ろ倒しにある中で、今後、乖離の幅がどの程度縮小に向かうのか注目される。
 

 
(調査情報部)