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海外需給【豚肉/米国】畜産の情報 2026年6月号

26年2月の豚肉輸出量、日本など主要輸出国の強い引き合いにより1.6%増

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26年3月の豚総飼養頭数、前年比0.4%増
 米国農務省全国農業統計局(USDA/NASS)によると、2026年3月1日時点の豚総飼養頭数は、7432万1000頭(前年比0.4%増)と前年をわずかに上回った(表1)。内訳を見ると、繁殖豚は589万2000頭(同1.5%減)とわずかに減少し、肥育豚は6842万9000頭(同0.6%増)とわずかに増加した。また、25年12月〜26年2月期の1カ月当たり平均産子数については、分娩母豚頭数が前年同期比2.8%減とわずかに減少したものの、1腹当たり産子数が11.9頭(前年同期比2.1%増)となったことから、1105万9000頭(同0.6%増)とわずかに増加した。
 繁殖豚は、生産コストや収益性の制約により飼養頭数の回復が難しい中、1腹当たり産子数の増加により肥育豚頭数のわずかな増加につながった。
 

 
26年3月の豚肉生産量、前年同月比6.5%増
 USDA/NASSによると、2026年3月の豚と畜頭数は、1101万3900頭(前年同月比5.8%増)と前年同月をやや上回った。平均枝肉重量もわずかに増加(同0.3%増)したため、同月の豚肉生産量は108万9257トン(同6.5%増)とかなりの程度増加した(図1)。
 同年2月の肥育豚価格は、堅調な国内需要などを背景に100ポンド当たり64.75米ドル(1キログラム当たり230円:1米ドル=161.39円(注1)、同0.1%安)と前年同月並み、前月比では5.3%高となった(図2)。同月の豚肉卸売価格(カットアウトバリュー(注2))は、同95.91米ドル(同341円、同1.9%減)と前年同月をわずかに下回り、前月比では2.4%高となった(図3)。

(注1)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2026年4月末TTS相場。
(注2)各部分肉の卸売価格を1頭分の枝肉に再構築した卸売指標価格。
 






 
 
26年2月の豚肉輸出量、前年同月比1.6%増
 米国農務省経済調査局(USDA/ERS)によると、2026年2月の豚肉輸出量は主要輸出先における需要が強まり、26万469トン(前年同月比1.6%増)とわずかに増加した(表2)。最大の輸出先となるメキシコ向けは、10万441トン(同3.2%増)とやや、日本向けは3万9450トン(同22.1%増)と大幅に、韓国向けは2万6395トン(同4.5%増)とやや増加した。一方、中国向けは1万2065トン(同28.8%減)、コロンビア向けは1万1400トン(同18.1%減)、豪州向けは7276トン(同28.8%減)と、それぞれ大幅に減少した。中国向けは、米国産豚肉に対して追加関税が課されていることから、引き続き減少している。一方、輸出先上位のメキシコ、日本および韓国から強い引き合いがあったことから、全体の輸出量は増加した。26年1〜2月の輸出量は、過去最大の輸出量となった24年同期をわずかに上回っており、順調な滑り出しとなった。
 

 
(調査情報部)