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海外需給【豚肉/カナダ】畜産の情報 2026年6月号

26年2月の生体豚輸出頭数、米国の需要増から前年同月比6.3%増

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26年1月の豚総飼養頭数は前年比0.8%減、繁殖豚頭数は同0.4%増
 カナダ統計局(Statistics Canada)によると、2026年1月1日時点の豚総飼養頭数は1388万頭(前年比0.8%減)とわずかに減少した(表1)。内訳を見ると、繁殖豚が122万頭(同0.4%増)とわずかに増加した一方、肥育豚は1265万頭(同0.9%減)とわずかに減少した。
 また、カナダ農務・農産食品省(AAFC)によると、26年3月の豚と畜頭数は、222万頭(前年同月比1.3%増)とわずかに増加した(図1)。26年のカナダの豚肉生産量について米国農務省海外農務局(USDA/FAS)は、繁殖豚の生産性向上や、食肉処理・加工施設の処理能力向上によりと畜頭数が増加することから、219万トン(同2.1%増)とわずかな増加を見込んでいる。
 



 
26年2月の生体豚輸出頭数、前年同月比6.3%増
 カナダ統計局によると、2026年2月の生体豚輸出頭数は60万頭(前年同月比6.3%増)とかなりの程度増加した(図2)。米国養豚群において疾病の発生が継続していることから、カナダの生体豚需要が高まっているとみられる。26年のカナダの生体豚輸出頭数についてUSDAは、724万頭(前年比3.4%増)とやや増加すると見込んでいる。
 

 
26年2月の豚肉輸出量、前年同月比19.8%減
 カナダ統計局によると、2026年2月の豚肉輸出量は8万4891トン(製品重量ベース、前年同月比19.8%減)と大幅に減少し、同年1〜2月の累計では16万5162トン(前年同期比10.9%減)とかなりの程度減少した(表2)。
 2月の輸出量を輸出先別に見ると、多くの輸出先で前年同月を下回った。このうち、最大の輸出先である日本向けは2万5331トン(前年同月比29.6%減)となった。ただし、25年の単月平均(2万3972トン)と比較すると、5.7%増とやや上回った。フィリピン向けは、ブラジルからの輸入量が増加する中で、3954トン(同55.0%減)と大幅に減少した。一方、米国向けは堅調な需要から2万3164トン(同4.0%増)とやや増加した。
 26年のカナダの豚肉輸出量についてUSDAは、13万8000トン(枝肉重量ベース、前年比3.7%増)とやや増加を見込んでいる。
 
(調査情報部)