生産量
令和8年5月の豚肉生産量は、6万9296トン(前年同月比5.2%減)と前年同月をやや下回った(図1)。
なお、過去5カ年の5月の平均生産量との比較でも、6.5%減とかなりの程度下回る結果となった。
輸入量
5月の輸入量について、冷蔵品は、主要輸入先国であるカナダ産およびメキシコ産が増加し、3万8375トン(前年同月比11.2%増)と前年同月をかなり大きく上回った(図2)。冷凍品は、アフリカ豚熱発生による輸入一時停止措置
(注1)の影響でスペイン産が減少した中、代替としてブラジル産、米国産、オランダ産などが増加したものの、全体では5万5190トン(同1.4%減)と前年同月をわずかに下回った(図3)。この結果、輸入量の合計
(注2)では、9万3571トン(同3.4%増)と前年同月をやや上回った。
なお、過去5カ年の5月の平均輸入量との比較では、冷蔵品は16.7%増と大幅に、冷凍品は6.8%増とかなりの程度、いずれも上回る結果となった。
(注1)農林水産省は、令和7年11月28日にスペイン産豚肉等の輸入を一時停止。その後、同年10月29日以前にと殺・加工・梱包まで終了しているものであり、かつ輸出されるまでの間、防疫上安全かつ衛生的に保管および輸送されたものであることをスペイン政府が証明しているものについては、輸入停止措置の対象外とすることを発表。
(注2)輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
5月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)
(注3)は、647グラム(前年同月比1.0%減)と前年同月をわずかに下回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の5月の平均消費量との比較では、0.4%増とわずかに上回る結果となった。
(注3)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
5月の推定期末在庫は、23万4626トン(前年同月比1.5%減)と前年同月をわずかに下回った(図4)。このうち、国産品は2万3667トン(同1.8%減)、在庫の大半を占める輸入品は21万959トン(同1.5%減)と、ともに前年同月をわずかに下回った。
推定出回り量は、14万5089トン(同1.3%減)と前年同月をわずかに下回った(図5)。このうち、国産品は6万9305トン(同5.6%減)と前年同月をやや下回った一方、輸入品は7万5784トン(同3.0%増)と前年同月をやや上回る結果となった。
(畜産振興部)