卸売価格
令和8年6月の鶏卵卸売価格(東京、Mサイズ基準値)は、1キログラム当たり308円(前年同月差32円安、前年同月比9.4%安)と、前年同月の同価格をかなりの程度下回った(図)。同価格の日ごとの推移を見ると、月初の同315円から4日には同310円、11日には同305円と計2回の下落があり、月間の下落幅は同10円となった。なお、過去5カ年の6月の平均卸売価格は272円であり、それと比較すると、13.2%高とかなり大きく上回る結果となった。
供給面について、5月以降国内での高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の新たな発生は確認されておらず、生産状況は比較的安定した。需要面について、加工筋では夏場の冷やし麺向けの集荷が始まり、需要の高まりが見られた。
家計消費量
5月の鶏卵の家計消費量(全国1人当たり)
(注)は、922グラム(前年同月比0.2%増)と前年同月並みとなった(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の5月の平均消費量との比較では、0.4%減とわずかに下回る結果となった。
(注)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
(畜産振興部)