令和7年度下半期の卸売業者における食肉の取扱状況(重量ベース。以下同じ)について、前期(7年度上半期。以下同じ)と比較した結果は、次の通りであった。
(1)牛肉
牛肉全体では、「同程度」が50.0%と最も多い中、「減少」が「増加」を10.0ポイント上回った(図1)。減少理由としては、「相場高」が最も多く、次いで「小売向け需要の減少」、「消費者の低価格志向」が挙げられた。
品目別に見ると、すべての区分で「同程度」が最も多い中、和牛は「増加」が4割以上を占めた一方で、乳用牛および輸入品(冷蔵・冷凍)はそれぞれ「減少」が「増加」を上回った。なお、和牛は「減少」がゼロ、乳用牛は「増加」がゼロであった。
増加理由については、和牛は「小売向け需要の増加」が最も多く、次いで 「外食向け需要の増加」、「他畜種/品種との需要シフト」、「補助事業の活用」が挙げられた。一方、減少理由については、乳用牛は「他畜種/品種との需要シフト」、輸入品(冷蔵・冷凍)は「相場高」がそれぞれ最も多く挙げられた。
(2)豚肉
豚肉全体では「同程度」が50.0%と最も多い中、「増加」が「減少」を30.0ポイント上回った(図2)。
品目別に見ると、国産豚肉は「増加」が最も多かった。また、輸入品(冷蔵)は「同程度」が最も多い中、「増加」が「減少」を上回り、輸入品(冷凍)は「同程度」と「減少」が同率であった。
増加理由については、国産豚肉で「業務用需要の増加」、輸入品(冷蔵)で「小売向け需要の増加」がそれぞれ最も多く挙げられた。一方、輸入品(冷凍)の減少理由については、「相場高」が多く挙げられた。