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海外需給【牛乳・乳製品/豪州】畜産の情報 2026年8月号

生乳生産量は6カ月連続で前年同月比増、輸出量は主要3品目で減少

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26年5月の生乳生産量、前年同月比5.4%増
 デイリー・オーストラリア(DA)が2026年5月に公表した「Milk Production Reports」によると、同年5月の生乳生産量は65万4041キロリットル(67万3662トン相当、前年同月比5.4%増)とやや増加し、6カ月連続で前年同月を上回った(図1)。
 25/26年度(7月〜翌6月)5月までの生乳生産量は、776万4924キロリットル(799万7872トン相当、前年同期比0.2%増)と前年同期並みとなった。DAが26年6月に公表した「Situation and Outlook」では、同年度の生乳生産量は、11月までの5カ月間で前年同月を下回って推移していた。12月以降は、天候条件の改善や飼料価格の緩和などを背景に増加傾向で推移していることから、年度全体では前年度比1.0%減と見込んでいる。
 


 
26/27年度の生産者支払乳価は引き上げ
 2026/27年度当初の生産者支払乳価は、乳業各社も生産コスト高により苦しい経営環境にある中、生乳の固形分(注1)1キログラム当たり9.15豪ドル(1039円:1豪ドル=113.56円(注2)、前年比2.9%高)程度と高値が提示された(注3)

(注1)乳脂肪分および乳たんぱく質
(注2)三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社「月末・月中平均の為替相場」の2026年6月末TTS相場。
(注3)詳細は、海外情報「新年度乳価は控えめな提示、酪農家に冷静な経営判断呼びかけ(豪州)」(https://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_004376.html)をご参照ください。


26年4月の主要乳製品の輸出量はチーズを除く主要3品目で減少
 DAが2026年5月に公表した「Dairy Export Summary」によると、同年4月の主要乳製品の輸出量はチーズを除く3品目でいずれも減少した(表、図2)。
 脱脂粉乳は、輸出量全体に占める割合が高い輸出先であるインドネシア向けが大幅に増加したものの、中国や東南アジア向けが減少したことにより、前年同月比18.8%減と大幅に減少した。全粉乳は、輸出量全体に占める割合が高い中国やアラブ首長国連邦向けがいずれも大幅に減少したことにより、同23.6%減と大幅に減少した。バターおよびバターオイルは、マレーシアなどのアジア向けが大幅に減少したことにより、同28.2%減と大幅に減少した。また、チーズは、輸出量全体に占める割合が高い日本向けが大幅に減少したものの、フィリピンやマレーシア向けが増加したことにより、同0.5%増とわずかに増加した。
 





 
 
(調査情報部)