生産量
令和8年8月の豚肉生産量は、6万5791トン(前年同月比3.3%増)と前年同月をやや上回った(図1)。
なお、過去5カ年の8月の平均生産量との比較では、3.6%減とやや下回る結果となった。
輸入量
8月の輸入量について、冷蔵品は、カナダ産の他、疾病の影響を受けた前年に比べ生産が安定しているメキシコ産が増加し、3万2776トン(前年同月比8.0%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図2)。冷凍品は、アフリカ豚熱発生による輸入一時停止措置(注1)の影響でスペイン産が減少した中、代替としてブラジル産、デンマーク産、米国産、オランダ産などが増加し、4万7341トン(同8.4%増)と前年同月をかなりの程度上回った(図3)。この結果、輸入量の合計(注2)でも、8万140トン(同8.3%増)と前年同月をかなりの程度上回った。
なお、過去5カ年の8月の平均輸入量との比較でも、冷蔵品は0.7%増、冷凍品は1.2%増と、ともにわずかに上回る結果となった。
(注1)農林水産省は、令和7年11月28日にスペイン産豚肉等の輸入を一時停止。その後、同年10月29日以前にと殺・加工・梱包まで終了しているものであり、かつ輸出されるまでの間、防疫上安全かつ衛生的に保管および輸送されたものであることをスペイン政府が証明しているものについては、輸入停止措置の対象外とすることを発表。
(注2)輸入量の合計は、くず肉を含む。
家計消費量
8月の豚肉の家計消費量(全国1人当たり)(注3)は、638グラム(前年同月比1.7%増)と前年同月をわずかに上回った(総務省「家計調査」)。
なお、過去5カ年の8月の平均消費量との比較でも、3.4%増とやや上回る結果となった。
(注3)1世帯当たりの数値を当該月の世帯人数で除して算出。
推定期末在庫・推定出回り量
8月の推定期末在庫は、24万5659トン(前年同月比3.2%増)と前年同月をやや上回った(図4)。このうち、国産品は2万1723トン(同0.6%減)と前年同月をわずかに下回った一方、在庫の大部分を占める輸入品は22万3936トン(同3.6%増)と前年同月をやや上回った。
推定出回り量は、14万3175トン(同1.5%増)と前年同月をわずかに上回った(図5)。このうち、国産品は6万6570トン(同3.9%増)と前年同月をやや上回った一方、輸入品は7万6606トン(同0.4%減)と前年同月をわずかに下回る結果となった。
(畜産振興部)