鹿児島県における対象生産者数は9,066人で、21年産に比べ19人減少しています。要件区分別にみるとA-1が1,096人(構成比12.1%)、A-2が438人(構成比4.8%)、A-3が1,564人(構成比17.3%)、A-4が5,968人(構成比65.8%)となっています。
複合経営が比較的多い沖永良部島はA-1の生産者が多い地域ですが、22年産においても若干増加しています。
21年産と比べてA-5の要件の終了に伴い、共同利用組織の要件が緩和されたことによりA-3の生産者が大きく増加しています(1,360人増)。
年代別にみると60代以上の生産者の割合が約52%となっており、特に奄美大島では65%を超えています。
面積については、1ha以上の生産者の割合が42.5%と、21年産と比べて約2ポイント増加しており、作付地の規模拡大が着実に進んでいることが伺えます。