砂糖の国内需給
最終更新日:2012年12月10日
砂糖の国内需給
2012年12月
1.需給見通し
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2012年9月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入量は、前年同月比15.6%減の13万5388トンと前月から4万1932トン増加した。また、同月の輸入価格の平均は、前年同月比24.7%安のトン当たり4万5736円と前月から39円下落した。
同月の国別輸入量を見てみると、タイが6万3396トン(前年同月比52.5%減、前月比24.9%減)、豪州が7万1992トン(前年同月比166.6%増、前月比697.1%増)となった。
一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万6711円(前年同月比22.2%減、前月比2.9%増)、豪州が4万4878円(前年同月比30.1%減、前月比9.1%減)となった。
3.市場の動き
荷動きは小動き
10月の砂糖の荷動きは、低調であった前月と比べ回復傾向が見られたものの、大小袋とも小動きであった。同月の精糖出荷量は、前年に比べ小袋の出荷量が減少したことにより、砂糖全体では前年水準を小幅ではあるが下回る結果となった。
10月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が7月中旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり3円引き下げて以来、同182〜183円の水準で推移した。
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