砂糖の国内需給
最終更新日:2013年2月12日
砂糖の国内需給
2013年2月
1.需給見通し
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2012年11月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入量は、14万314トン(前年同月比10.5%減、前月比5.4%増)であった。また、同月の輸入価格は、4万4795円(前年同月比25.4%安、前月比2.5%増)であった。
同月の国別輸入量を見てみると、タイが2万6420トン(前年同月比55.0%減、前月比57.4%減)、豪州が8万3933トン(前年同月比167.1%増、前月比18.2%増)、また、南アフリカから2011年11月以来となる2万9961トンが輸入された。
一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万3314円(前年同月比24.9%安、前月比0.1%高)、豪州が4万3997円(前年同月比28.2%安、前月比0.2%安)、南アフリカが4万8335円であった。
3.市場の動き
〜荷動きは低調〜
12月の砂糖の荷動きは、需要期でありながら長引く国内消費低迷を背景に、大小袋とも低調であった。同月の精糖出荷量は、国内糖価の先安観から買い控えの傾向があるものの、小幅ではあるが前年水準を上回った。
12月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が7月中旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり3円引き下げて以来、同182〜183円の水準で推移した。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713