砂糖の国内需給
最終更新日:2013年5月10日
砂糖の国内需給
2013年5月
1.需給見通し
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2013年2月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入量は、11万1939トン(前年同月比64.7%増、前月比72.9%増)であった。
また、同月の平均輸入価格は、4万5269円(前年同月比8.3%安、前月比2.8%高)であった。
同月の国別輸入量を見てみると、タイが6万6020トン(前年同月比32.2%増、前月比58.1%増)、豪州が1万5978トン(前年同月比33.2%増、前月比45.3%増)のほか米国から1トン未満の輸入があった。また、グアテマラから2012年6月以来となる2万9941トンが輸入された。
一方、同月の国別輸入価格は、タイが4万3283円(前年同月比11.8%安、前月比0.6%安)、豪州が4万7125円(前年同月比2.9%高、前月比1.1%安)、グアテマラが4万8645円であった。
3.市場の動き
〜荷動きは軟調気味〜
3月の砂糖の荷動きは、大小袋とも軟調気味であった。同月から翌月初めにかけて花見の盛り上がりにより砂糖需要が期待されたものの、同月の精糖出荷量は、前月に引き続き前年水準を下回る結果となった。
3月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が7月中旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり3円引き下げて以来、同182〜183円の水準で推移した。
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