3.国際価格動向
最終更新日:2013年7月10日
3.国際価格動向
2013年7月
ニューヨーク粗糖相場の動き(5/1〜6/20)
〜ブラジルのエタノール需要増で値を上げるも、17セント台には回復せず〜
5月のニューヨーク粗糖先物相場(期近7月限)は、月間を通して軟調に推移した。相場下落の要因として、5月に製糖終了したタイにおける2012/13年度の砂糖生産が昨年に続き1000万トンを超えること、また、世界最大の砂糖生産・輸出国ブラジルで、中南部産地の天候回復によりサトウキビ収穫、圧搾ペースが加速したことであり、中旬以降は17セント台を下回り、月末には1ポンド当たり16.55セントとなった。
また、6月中旬の相場は、ブラジルにおける第2四半期のエタノール消費量が、第1四半期の2倍以上となる19億リットルと大幅増の見込みをうけ、一時値を上げたものの、17セント台には回復せず、20日時点で同16.38セントとなった。
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