砂糖の国内需給
最終更新日:2013年8月9日
砂糖の国内需給
2013年8月
1.需給見通し
2.輸入動向
財務省「貿易統計」によると、2013年5月の甘しゃ糖・分蜜糖の輸入量は、12万9936トン(前年同月比24.1%減、前月比42.6%増)であった。
また、同月の1トン当たり輸入価格は、4万6057円(前年同月比6.6%安、前月比1.5%高)であった。
一方、同月の国別輸入量を見てみると、タイが10万8982トン(前年同月比11.5%減、前月比61.2%増)、豪州が1万2013トン、フィリピンが8,938トン、米国が3トンであった。
また、同月の国別1トン当たり輸入価格は、タイが4万6094円(前年同月比7.5%安、前月比2.6%高)、フィリピンが4万4472円、米国が37万4333円であった。
3.市場の動き
〜荷動きは大小袋とも小動き〜
6月の砂糖の荷動きは、前月から横ばいで推移し、大小袋とも小動きであった。同月の精糖出荷量は、業務用の大袋は、前年同月実績をわずかに上回ったものの、小袋が前年同月実績を下回ったことから、全体では、前年同月実績をわずかに下回った。6月の砂糖の日経相場(東京)上白大袋価格は、粗糖の国際価格下落を受けて、精糖各社が前年の7月中旬に建値(出荷価格)をキログラム当たり3円引き下げて以来、今月も同182〜183円の水準で推移した。
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