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3.国際価格動向

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最終更新日:2013年9月10日

3.国際価格動向

2013年9月

ニューヨーク粗糖相場の動き(7/1〜8/20)

〜16セント台前半から17セント台前半の小幅レンジで推移〜

 7月のニューヨーク粗糖先物相場(期近10月限)は、世界的な砂糖の供給過剰が懸念される中、ブラジル、インド、タイといった生産国の通貨安から砂糖が輸出されやすい環境となっており、7月中旬には1ポンド当たり16.00セントまで値を下げた(図5)。その後は、ブラジルで降雨によるサトウキビ収穫の遅れやサトウキビのエタノール仕向け量増加を背景に、7月下旬は上昇した。

 8月に入り、ブラジルにおける砂糖からエタノールへの生産シフトが進むことにより、同国国家食糧供給公社(Conab)が今年度の砂糖生産量予測を下方修正したことで、小幅に続伸した。その後、ブラジル・レアル安が進行したことなどにより、20日には1ポンド当たり16.47セントまで下げている。
 
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