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2.国際価格動向

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最終更新日:2014年2月10日

2.国際価格動向

2014年2月

ニューヨーク粗糖相場の動き(12/2〜1/17)
〜続落止まらず、3年半ぶりの安値更新〜
 
 12月のニューヨーク粗糖先物相場(期近3月限)は、世界砂糖市場の供給過剰などを背景に、軟調に推移した(図2)。20日には、ブラジルの国家食糧供給公社(CONAB)による2013/14年度(4 月〜翌3月)の最新の生産見通しが発表され、砂糖生産量が下方修正されたことにより、価格が一時反発した。しかし、その後は、1ポンド当たり16.21セント〜16.45セントの小幅レンジで推移した。

  1月に入ってからも価格は続落し、8日には再び同16セント台を割り込み、17日時点で同15.22セントと2010年6月以来の水準となった。
 
 2013年のニューヨーク粗糖相場(期近)の年平均価格は、1ポンド当たり17.48セントと前年から4.05セント下落した(図3)。これは、価格が高騰しはじめた2009年の水準並みとなったものの、同10セント以下であった2000年初めよりも、依然高水準である。
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