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2.国際価格動向

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最終更新日:2014年5月9日

2.国際価格動向

2014年5月

ニューヨーク粗糖相場の動き(3/3〜4/17)

〜エルニーニョ現象発生予測による生産への懸念から一時反発するも、軟調に推移〜
 
 3月上旬のニューヨーク粗糖先物相場(期近 5月限)は、世界最大の砂糖生産・輸出国ブラジルの主要生産地域である中南部地域で懸念された干ばつが、その後のまとまった降雨により解消傾向にあることや、世界第2位の砂糖輸出国タイのサトウキビ生産量が過去最高となったことを受け、1ポンド当たり18セント台で推移していたものが、同17セントを下回る水準まで下降した。その後、エルニーニョ現象の発生予測を受け、再び同18セント近くまで相場は上昇し、3月31日時点で同17.77セントとなった。

 4月に入り、ブラジルサトウキビ産業協会(UNICA)の生産実績が報告され、同国での干ばつは、2013/14年度(4月〜翌3月)産にさほど影響を与えてはいないとされていることから、相場は下落し続け、17日時点で同16.66セントとなった。
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