地域だより
最終更新日:2014年10月30日
「‘14農業・農村フェスタin赤れんが」で砂糖の価格調整制度などをPR
平成26年10月11日(土)、札幌市の北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)前広場において「‘14農業・農村フェスタin赤れんが」が開催され、約8100名の親子連れや観光客でにぎわいを見せた。
当事務所においては、一般社団法人北海道てん菜協会(以下「てん菜協会」という)の協力の下、同協会のブース内でのパネルの掲示、パンフレットの配布などを通じて、砂糖の価格調整制度の役割や必要性、砂糖の正しい知識などを周知する取り組みを行った。当事務所の所員による砂糖の自給率、国内生産の現状などの説明に対して、多くの来場者が熱心に耳を傾けて下さり、砂糖の価格調整制度の理解の向上を図る上で有意義な場となった。
ブース内には、イベント前日に農業体験型複合施設「くるるの杜(北広島市)」から掘り起こしたてん菜が展示されていた。来場者の多くがてん菜を初めて目にしたようで、てん菜の大きさや重さ、てん菜から砂糖が作られるという説明を受け、てん菜は北海道における重要な基幹作物であることなどの認識を深めたとの意見が多く寄せられた。また、てん菜を興味深く眺める様子やてん菜を持って記念撮影をする姿などが見られた。
その他、スライスされたてん菜をかんで味を確認してもらう食味体験も実施された。体験した来場者からは「甘い」「意外においしい」といった感想が多く、てん菜が砂糖の原料として適した作物であることを理解してもらうためには大変効果的であったと思われる。
当事務所は引き続き関係団体との連携に努め、このような消費者との交流活動を通じて、砂糖の価格調整制度や砂糖の正しい知識の普及を積極的に図っていくこととしたい。
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