2. 国際価格の動向

ニューヨーク粗糖相場の動き（9/2〜10/20）
〜10月限は1ポンド当たり15.48セントで取引終了〜

　ニューヨーク粗糖先物相場（期近10月限）は、世界的な砂糖の供給過剰が懸念される中、9月に入り急落し、中旬には1ポンド当たり13セント台をつけたものの、10月限は納会に向けて買い戻しが入り、同15.48セントで取引を終了した。

　新たな限月（期近3月限）となる10月は、ブラジルのサトウキビ圧搾量が降雨により停滞していることを受け、続伸し、10月7日には同17.03セントをつけたものの、長期的な供給過剰を払しょくする強材料がないことから、その後は、16セント台後半で推移しており、10月20日時点で同16.68セントとなった。