2. 国際価格の動向
最終更新日:2014年12月10日
2. 国際価格の動向
2014年12月
ニューヨーク粗糖相場の動き(10/1〜11/20)
〜10〜11月中旬の相場はおおむね1ポンド当たり16セント台で推移〜
ニューヨーク粗糖先物相場(期近3月限)は、世界的な砂糖の供給過剰が懸念される中、9月のブラジルのサトウキビ圧搾量が降雨により停滞していることを受けて、10月7日には1ポンド当たり17.03セントをつけたものの、その後は、ブラジルの天候が回復したことや長期的な供給過剰を払しょくする強材料がないことから、同16セント台と軟調に推移し、10月末は同16.04セントとなった。
11月に入ると、ブラジルの砂糖輸出の追い風になるドル高・レアル安の進行から、3日に同15.93セントと同16セント台を割り込み、下落に歯止めがかからず、11日にスポット買いにより、同16.23セントまで急反発したものの、その後、強材料がなく、20日は同16.10セントとなった。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-8713