2. 国際価格の動向
最終更新日:2015年5月11日
2. 国際価格の動向
2015年5月
ニューヨーク粗糖相場の動き(3/2〜4/20)
〜3月は11セント台へ落ち込むも、4月中旬には13セント台へ回復〜
ニューヨーク粗糖先物相場(期近5月限)は、ブラジルの砂糖輸出に追い風となるドル高レアル安の進行に加え、輸出国のインドやタイにおける好調な生産など相場に対して強材料がないことから、3月上旬は1ポンド当たり13セント台で弱含みに推移した(図2)。その後、レアル安が加速したことから続落し、30日には同11.99セントとなり、6年ぶりに同12セント台を割り込んだ。
4月に入り、一転してレアル高基調となったことから徐々に値を戻し、13日には同13.01セントと13セント台に回復したが、ブラジルのサトウキビ圧搾量増加の見通しが影響し、20日には同12.69セントとなった。
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