日常的にスイーツを楽しむベルギーにおいては、その種類は多種多様です。
代表的なもので言えば、伝統的なスイーツであるベルギーワッフルやベルギーチョコレートが挙げられるでしょう。日本でも、現地の直営店が出店されるなど、大変人気があるのではないでしょうか。もちろん、本場ベルギーでもワッフルスタンドやチョコレート専門店が街の至るところにあり、定番スイーツとして日常的にベルギーの人々に親しまれています。
他にも、ベルギーを訪れたことがあれば経験されたこともあるかと思いますが、ベルギーのカフェではコーヒーや紅茶を注文した際、必ずと言っていいほどスペキュロス(堅焼きのビスケットのようなもの)や一粒のチョコレートが添えられて出てきます(
写真1)。このスペキュロスもまた伝統的なお菓子の一つで、そのままはもちろんのこと、コーヒーに浸して食べたり、パンに挟んで食べたりと、人によって味わい方はさまざまです。最近では、スペキュロス味のスプレッド(ペースト)も売られています。
ベルギーでは、日本の「3時のおやつ」のように、だいたい午後4時ごろにおやつの時間を取ります。そこで、コーヒーや紅茶とともに前述のようなスイーツや果物などを食べて、疲れた体や頭をリフレッシュさせたり、エネルギーチャージをしたりしています。