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1． 世界の砂糖需給（2023年3月時点予測）
最終更新日：2023年4月10日
1． 世界の砂糖需給（2023年3月時点予測）
2023年4月
調査情報部 峯岸 啓之、水野 崇
LMC International（農産物の需給などを調査する英国の民間調査会社）による2023年3月時点の予測によると（以下、特段の断りがない限り同予測に基づく記述）、2022/23砂糖年度（10月〜翌9月）の世界の砂糖生産量は、前回予想より275万トン下方修正されたものの、1億9238万トン（粗糖換算〈以下、特段の断りがない限り砂糖に係る数量は粗糖換算〉、前年度比3.2％増）とやや増加すると見込まれる（表1）。主産地であるブラジルやタイの生産量増加の影響により前年度を上回るものの、生産量第2位のインドをはじめ、中国やEU、パキスタンなどでは前年度を下回る見通しである。
また砂糖消費量は、主要消費国であるインドを筆頭に、中国、インドネシアなどで増加が見込まれるものの、ブラジルやEU、米国では減少が見込まれ、全体としては1億9028万トン（同1.3％増）とわずかに増加すると見込まれる。
期末在庫率は、前年度同の39.8％と見込まれる。なお、地域別の砂糖需給の予測値は、図1の通りである。
また砂糖消費量は、主要消費国であるインドを筆頭に、中国、インドネシアなどで増加が見込まれるものの、ブラジルやEU、米国では減少が見込まれ、全体としては1億9028万トン（同1.3％増）とわずかに増加すると見込まれる。
期末在庫率は、前年度同の39.8％と見込まれる。なお、地域別の砂糖需給の予測値は、図1の通りである。
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 （担当：企画情報グループ）
Tel:03-3583-9272
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