令和6年度砂糖類及びでん粉関係学術研究委託調査の公募について
最終更新日:2024年4月10日
令和6年度砂糖類及びでん粉関係学術研究委託調査の公募について
2024年4月
砂糖およびでん粉原料生産者の経営の安定と砂糖およびでん粉の価格安定・需給調整を的確に実施するためには、生産者や関係業界などの関係者に対して、経営安定に寄与する情報や需給動向に影響を与える情報などを適時適切に提供することが重要です。
このため、機構は、最近の情勢を的確に捉えた砂糖およびでん粉原料生産者の経営の安定などに有益な砂糖類およびでん粉物に関する基礎的または応用的な研究課題を大学などの試験研究機関などから広く募集し、審査・選考の上、研究委託調査を実施します。
1.募集課題
募集する研究課題は、以下の通りとします。
なお、研究課題は、他の団体などからの調査研究費などの助成を受けていないもので、未発表のものとします。
1 持続可能な生産
生産者が意欲を持って持続的な生産に取り組める情報や、国内関係者の視点に立った諸外国の需給や制度などの情報
・作業の受委託組織や担い手の育成などの労働力の確保に関する情報
・関係者が一体となって取り組む病害虫のまん延防止に向けた対策に関する情報
・バガスなどの副産物の活用や砂糖類・でん粉の用途に関する情報
・カーボンニュートラルなどのSDGsに向けた取り組みに関する情報
・諸外国の需給や制度などに関する情報
2 生産・物流の効率化
新たな技術や品種などの導入および生産現場の創意工夫などによる生産・物流の効率化に関する情報
・機械化一貫体系およびスマート農業技術導入や生産現場の創意工夫などによる作業の省力化・高度化
・工場における省力化設備・施設整備による作業の省力化・高度化
・新品種の開発・普及などによる単収の維持・向上
・科学的データに基づく施肥設計やかん水技術の普及などに関する情報
・生産コストの抑制などにつながる物流効率化に向けた取り組みに関する情報
3 糖類の利用促進
砂糖類と健康の正しい知識や砂糖の需要・消費拡大につながる情報
・砂糖類の摂取による健康への影響や栄養面などに関する科学的・客観的な情報
・砂糖の需要・消費拡大や普及啓発活動
・砂糖の需要拡大につながる菓子類の輸出促進に関する情報
なお、研究課題の選定に当たっては農場などの現地調査(フィールドワーク)の有無についても評価することとしています。
2.参加資格
大学、都道府県の試験研究機関、その他の研究・教育・指導機関に所属する者
3.参加方法
参加を希望される方は、「砂糖類及びでん粉関係学術研究委託調査申請書」を作成し、郵送により提出してください。申請書の様式やその他募集要領の詳細につきましては、当機構ホームページに掲載しています。参加に当たっては、必ず以下のURLへアクセスし、内容をご確認ください。
https://www.alic.go.jp/joho-c/joho05_003204.html
[トップページ]→[調達情報]→[入札公告]→[2023年度]→[令和6年度砂糖類及びでん粉関係学術研究委託調査の公募について]
4.委託費の限度額
委託費の額は、1件当たり100万円(消費税および地方消費税相当額を含む。)を限度とします。ただし、採択が決定した研究課題については、研究計画の内容により研究費申請額の査定を行った上で配分額を決定するため、申請額から減額される場合があります。なお、令和6年度は2件程度を採択する予定です。
5.申込期限
令和6年5月10日(金)必着
【お問い合わせ先】
調査情報部企画情報グループ(砂糖類及びでん粉関係学術研究委託調査担当)
電話:03−3583−9272 FAX:03−3584−1246
このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
Tel:03-3583-9272