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最終更新日:2024年12月10日
【粗糖の輸入動向】
9月の輸入量は前年同月からかなりの程度増加
財務省「貿易統計」によると、2024年9月の甘しゃ糖・分みつ糖(HSコード 1701.14-110)および甘しゃ糖・その他(同1701.14-200の豪州)の輸入量は、15万8674トン(前年同月比10.0%増、前月比2.1倍)であった(図1)。
輸入先は甘しゃ糖・分みつ糖についてはタイ、甘しゃ糖・その他については豪州で、国・地域別の輸入量は次の通りであった(図2)。
タイ
6446トン(前年同月比7.6%増、前月比50.2%減)
豪州
15万2228トン(同10.1%増、同2.5倍)
【含みつ糖の輸入動向】
9月の輸入量は前年同月から大幅に増加
財務省「貿易統計」によると、2024年9月の含みつ糖(HSコード 1701.13-000、1701.14-190)の輸入量は、374トン(前年同月比28.5%増、前月比6.2倍)であった(図5)。
輸入先は中国、フィリピン、コスタリカおよびインドで、国・地域別の輸入量は次の通りであった(図6)。
中国
292トン(前年同月比7.7%増、前月比8.1倍)
フィリピン
61トン(前年同月輸入実績なし、同2.7倍)
コスタリカ
20トン(前年同月および前月輸入実績なし)
インド
1トン(前年同月輸入実績なし、前月同)
2024年9月の1トン当たりの輸入価格は、19万4955円(前年同月比13.5%高、前月比27.1%安)であった(図7)。
国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。
中国
16万9914円(前年同月比0.2%高、前月比20.7%安)
フィリピン
29万8098円(前年同月輸入実績なし、同12.3%安)
コスタリカ
24万4800円(前年同月および前月輸入実績なし)
インド
21万8000円(前年同月輸入実績なし、前月比58.3%安)
【加糖調製品の輸入動向】
9月の加糖調製品の輸入量は前年同月からかなり大きく減少
財務省「貿易統計」によると、2024年9月の加糖調製品の輸入量は、3万800トン(前年同月比11.3%減、前月比1.7%減)であった(図8)。
品目別の輸入量は、表4の通りであった。
10月の移出量は前年同月並み
2024年10月の異性化糖の移出量は、6万2403トン(前年同月比0.3%増、前月比2.1%増)であった(図9)。
同月の種類別の移出量は、次の通りであった(図10)。
果糖含有率40%未満
272トン(前年同月比27.4%減、前月比13.4%増)
同40%以上50%未満
1万6988トン(同7.7%増、同7.0%増)
同50%以上60%未満
4万4266トン(同2.4%減、同0.7%増)
同60%以上
876トン(同19.7%増、同14.8%減)
【市場価格】
砂糖・異性化糖ともに前月と同水準で推移
10月の糖種別・地域別の砂糖価格(日経相場)は、次の通りであった。
上白糖(大袋)
東京
1キログラム当たり249~251円
大阪
同249~251円
名古屋
同252円
関門
同254円
上白糖(小袋)
東京
1キログラム当たり261~265円
大阪
同264~265円
本グラニュー糖(大袋)
東京
1キログラム当たり254~256円
大阪
同254~256円
名古屋
同257円
ビート・グラニュー糖(大袋)
東京
1キログラム当たり249~251円
大阪
同249~251円
名古屋
同250円
10月の異性化糖の価格(日経相場、大口需要家向け価格、東京、タンクローリーもの、JAS規格品、水分25%)は、次の通りであった。
果糖分42%もの
1キログラム当たり168~169円
果糖分55%もの
同175~176円
【小売価格】
10月の上白糖小袋の地域間の価格差は最大で59.8円
KSP-POSデータ(全国501店舗)によると、スーパーにおける10月の上白糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、261.1円(前年同月差16.8円高、前月差0.4円安)であった。最も高かったのは中国・四国で、最も安かった関東などとの価格差は59.8円であった。
同月の地域別(注)の平均小売価格は、次の通りであった(表5)。
(注)地域の内訳は、次の通りである(以下同じ)。
関東など:茨城県、栃木県、群馬県、長野県、山梨県、静岡県
首都圏:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
中部:新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、三重県、愛知県
関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県
10月のグラニュー糖小袋の地域間の価格差は最大で71.0円
KSP-POSデータ(全国501店舗)によると、スーパーにおける10月のグラニュー糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、323.6円(前年同月差28.4円高、前月差4.8円高)であった。最も高かったのは東北で、最も安かった関西との価格差は71.0円であった。
同月の地域別の平均小売価格は、次の通りであった(表6)。
10月の三温糖小袋の地域間の価格差は最大で61.5円
KSP-POSデータ(全国501店舗)によると、スーパーにおける10月の三温糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、307.1円(前年同月差22.7円高、前月差3.2円高)であった。最も高かったのは中国・四国で、最も安かった関西との価格差は61.5円であった。
同月の地域別の平均小売価格は、次の通りであった(表7)。
【支出金額および購入数量】
9月の砂糖の支出金額は前年同月からかなり大きく上昇
総務省「家計調査」によると、2024年9月における100世帯当たりの砂糖の購入頻度は26回、1世帯(二人以上)当たりの支出金額は80円(前年同月比12.7%高、前月同)であった(図11)。また、同月の1世帯当たりの砂糖の購入数量は、261グラム(同7.0%増、同3.0%減)であった(図12)。