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砂糖類の国内需給

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最終更新日:2026年1月9日

砂糖類の国内需給

2026年1月

調査情報部

1 需給見通し

 農林水産省は、「砂糖及びでん粉の価格調整に関する法律」(昭和40年法律第109号)により、四半期ごとに砂糖および異性化糖の需給見通しを公表している。令和7年9月に公表した「令和7砂糖年度における砂糖及び異性化糖の需給見通し(第1回)」の概要は、次の通り(表1〜3。詳細は2025年11月号参照)。









 
1

2 輸入動向

【粗糖の輸入動向】
10月の輸入量は前年同月からわずかに減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年10月の甘しゃ糖・分蜜糖(HSコード 1701.14−110)および甘しゃ糖・その他(同1701.14−200の豪州、以下同じ)の輸入量は、12万3515トン(前年同月比1.4%減、前月比7.2%増)であった(図1)。

 輸入先は甘しゃ糖・分蜜糖についてはタイおよび米国、甘しゃ糖・その他については豪州で、国・地域別の輸入量は次の通りであった(図2)。

 タイ
 2602トン(前年同月および前月輸入実績なし)

 米国
 19トン(前年同月同、前月輸入実績なし)

 豪州
 12万894トン(同3.4%減、前月比5.0%増)




 

2
 2025年10月における甘しゃ糖・分蜜糖の1トン当たりの輸入価格は7万3678円(前年同月比66.1%安、前月輸入実績なし)(図3)で、甘しゃ糖・その他の1トン当たりの輸入価格は6万8740円(同19.4%安、前月比2.4%安)であった(図4)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 タイ
 7万2828円(前年同月および前月輸入実績なし)

 米国
 19万105円(前年同月比12.4%安、前月輸入実績なし)



 
3

【含蜜糖の輸入動向】
10月の輸入量は前年同月から大幅に減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年10月の含蜜糖(HSコード 1701.13−000、1701.14−190)の輸入量は、353トン(前年同月比48.5%減、前月比12.4%増)であった(図5)。

 輸入先は中国、タイ、フィリピンおよびインドで、国・地域別の輸入量は次の通りであった(図6)。

 中国
 269トン(前年同月比60.8%減、前月比8.5%減)

 タイ
 42トン(前年同月および前月輸入実績なし)

 フィリピン
 41トン(前年同月輸入実績なし、前月比2.2倍)

 インド
 1トン(前年同月輸入実績なし、前月同)




 

4
 2025年10月の1トン当たりの輸入価格は、18万3586円(前年同月比8.1%高、前月比1.9%安)であった(図7)。

 国・地域別の1トン当たりの輸入価格は、次の通りであった。

 中国
 17万9465円(前年同月比5.7%高、前月比7.1%高)

 タイ
 11万3190円(前年同月および前月輸入実績なし)

 フィリピン
 26万4561円(前年同月輸入実績なし、前月比42.6%安)

 インド
 92万9000円(前年同月輸入実績なし、同20.5%高)
 
4

【加糖調製品の輸入動向】
10月の加糖調製品の輸入量は前年同月から大幅に減少
 
財務省「貿易統計」によると、2025年10月の加糖調製品の輸入量は、2万8314トン(前年同月比21.6%減、前月比11.9%減)であった(図8)。

 品目別の輸入量は、表4の通りであった。
 



 

5

3 異性化糖の移出動向

11月の移出量は前年同月からかなりの程度減少
 
2025年11月の異性化糖の移出量は、5万5548トン(前年同月比7.2%減、前月比4.0%減)であった(図9)。

 同月の種類別の移出量は、次の通りであった(図10)。

 果糖含有率40%未満
 278トン(前年同月比2.6%増、前月比0.4%増)

 同40%以上50%未満
 1万5133トン(同3.3%減、同6.7%減)

 同50%以上60%未満
 3万9522トン(同8.7%減、同2.9%減)

 同60%以上
 616トン(同8.0%減、同9.2%減)




 

6

4 価格動向

【市場価格】
上白糖(大袋)および本グラニュー糖(大袋)は前月から8円程度、ビート・グラニュー糖(大袋)は5円程度値下がり
 
11月の糖種別・地域別の砂糖価格(日経相場)は、次の通りであった。

 上白糖(大袋)
 東京
 1キログラム当たり241〜251円

 大阪 同
 241〜251円

 名古屋
 同244〜252円

 関門
 同246〜254円

 上白糖(小袋)
 東京
 1キログラム当たり261〜265円

 大阪
 同264〜265円

 本グラニュー糖(大袋)
 東京
 1キログラム当たり246〜256円

 大阪
 同246〜256円

 名古屋
 同249〜257円

 ビート・グラニュー糖(大袋)
 東京
 1キログラム当たり244〜251円

 大阪
 同244〜251円

 名古屋
 同245〜250円

 11月の異性化糖の価格(日経相場、大口需要家向け価格、東京、タンクローリーもの、JAS規格品、水分25%)は、次の通りであった。

 果糖分42%もの
 1キログラム当たり167〜168円

 果糖分55%もの
  同173〜174円

【小売価格】
11月の上白糖小袋の平均小売価格は266.3円
 
マーチャンダイジング・オンRDSPOS(〈全国3800店舗〉、以下同じ)によると、スーパーにおける11月の上白糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、266.3円(前年同月差0.6円高、前月差4.5円安)であった。最も高かったのは北海道で、最も安かったのは関東などであった。

 同月の地域別(注)の平均小売価格は、次の通りであった(表5)。

 (注)地域の内訳は、次の通りである(以下同じ)。
    
関東など:茨城県、栃木県、群馬県、長野県、山梨県、静岡県
    
首都圏:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県
    
中部:新潟県、富山県、石川県、福井県、岐阜県、三重県、愛知県
    
関西:大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、和歌山県、奈良県
 

5

11月のグラニュー糖小袋の平均小売価格は330.7円
 
スーパーにおける11月のグラニュー糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、330.7円(前年同月差6.6円高、前月差0.1円安)であった。最も高かったのは東北で、最も安かったのは関西であった。

 同月の地域別の平均小売価格は、次の通りであった(表6)。
 

6

11月の三温糖小袋の平均小売価格は309.8円
 
スーパーにおける11月の三温糖小袋(1キログラム)の平均小売価格は、309.8円(前年同月差2.8円高、前月差1.7円安)であった。最も高かったのは北海道で、最も安かったのは首都圏であった。

 同月の地域別の平均小売価格は、次の通りであった(表7)。

7

【支出金額および購入数量】
10月の砂糖の支出金額は前年同月からかなり大きく下落
 
総務省「家計調査」によると、2025年10月における1世帯(二人以上)当たりの支出金額は83円(前年同月比12.6%安、前月比6.4%高)であった(図11)。また、同月の1世帯当たりの砂糖の購入数量は、229グラム(同24.2%減、同1.8%増)であった(図12)




 

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農畜産業振興機構 調査情報部 (担当:企画情報グループ)
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