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4 日本の主要輸入先の動向(2026年5月時点予測)

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最終更新日:2026年6月10日

4 日本の主要輸入先の動向(2026年5月時点予測)

2026年6月



 近年、日本の粗糖(甘しゃ糖・分みつ糖<HSコード1701.14−110>および甘しゃ糖・その他<同1701.14−200>の合計)の主要輸入先は、豪州およびタイである。2025年の主要輸入先の割合を見ると、豪州が90.7%(前年比0.5ポイント増)、タイが9.3%(同0.4ポイント減)と、両国でほぼ全量を占めている(財務省「貿易統計」)。
 

26/27年度の砂糖輸出量はわずかな増加見込み
 
2026/27年度(4月〜翌3月)のサトウキビ収穫面積は、33万ヘクタール(前年度比2.1%減)とわずかな減少が見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、23/24年度から継続して3000万トンを下回るが、一定の降雨量があることから、2934万トン(同1.6%増)とわずかな増加が見込まれている。また、米国農務省の報告によれば、25/26年度の収穫が遅延することなく完了し、26/27年度は十分な生育期間を確保できる点も、生産量の増加見込みに寄与するとしている。

 砂糖生産量は、サトウキビ増産により、398万トン(同1.6%増)とわずかな増加が見込まれているが、ディーゼル燃料の高騰がサトウキビの収穫や製糖工場への搬入にかかるコストを増加させるとの指摘もある。砂糖輸出量は、砂糖の増産に加え、アジア地域を中心に引き続き堅調な需要が見込まれることから、300万トン(同2.1%増)とわずかな増加が見込まれている。




 

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25/26年度の砂糖輸出量は大幅な増加見込み
 
2025/26年度(10月〜翌9月)のサトウキビ収穫面積は、157万ヘクタール(前年度比2.2%増)とわずかな増加が見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、収穫前の乾燥した天候が収量に有利に働くことにより、1億600万トン(同15.2%増)とかなり大きな増加が見込まれている。同年度のサトウキビの圧搾処理は5月2日に終了したが、26/27年度に向けては、競合作物であり、一般的に粗放的な栽培管理が可能とされるキャッサバへの転作が進むとの見方もある。現状、キャッサバは、サトウキビより収益性が高く、中東情勢の悪化による燃料費などの資材費の高騰がこの差をさらに広げる可能性があるとしている。

 砂糖生産量は、サトウキビの増産とCCS(注)の上昇により、1266万トン(同19.7%増)と大幅な増加が見込まれている。砂糖輸出量は、砂糖の増産を背景に846万トン(同24.4%増)と大幅な増加が見込まれている。

 (注)Commercial Cane Sugar(可製糖率)の略。サトウキビのショ糖含有率、繊維含有率および搾汁液の純度から算出される回収可能な糖分の割合。




 

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