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最終更新日:2026年8月10日
ニューヨーク粗糖先物相場の動き(6/1〜7/10)
〜6月はインドのサトウキビ減産への懸念が相場を圧迫〜

2026年6月のニューヨーク粗糖先物相場(7月限)の推移を見ると、1日はインドのサトウキビ不作見通しにより、1ポンド当たり14.45セント(注1)と前取引日から上昇した。2日以降は原油安(注2)やレアル安(注3)などにより下落傾向となり、15日は同13.68セントをつけた。16日以降はインドの降雨量不足によるサトウキビ減産への懸念から上昇に転じ、17日は同13.85セントとなった。18日以降は原油安とドル高により再び下落したものの、25日以降はインドの減産懸念から上昇傾向となり、30日は同14.34セントで納会した。
7月に入り10月限に切り替わると、1日はインドの減産懸念が続き、同14.99セントをつけた。2日以降はレアル高と原油安により上下し、10日は原油安により同14.88セントと下落した。
(注1)1ポンドは約453.6グラム、1米セントは1米ドルの100分の1。
(注2)一般に、原油価格が下落すると、石油の代替燃料であるバイオエタノールの需要も減少する。バイオエタノールの需要減少により、その原料作物(サトウキビ、てん菜など)のバイオエタノール生産への仕向けが減る一方、それらから生産される食品(サトウキビの場合は砂糖)の生産・供給が増えると想定される。食品用途仕向けの度合いが大きくなるほど需給が緩和し、当該食品の価格を押し下げる方向に作用する。
(注3)粗糖は米ドル建てで取引されるため、米ドルに対してレアルが下落すると、相対的にブラジル産粗糖の価格競争力が高まる。世界最大の砂糖輸出国ブラジルの輸出意欲が高まると、需給の緩和につながることから、価格を押し下げる方向に作用する。