

ホーム > 砂糖 > 砂糖の国際需給・需給レポート > 5 日本の主要輸入先の動向(2026年9月時点予測)
最終更新日:2026年10月9日

26/27年度の砂糖輸出量はわずかな増加見込み
2026/27年度(4月〜翌3月)のサトウキビ収穫面積は、35万ヘクタール(前年度比0.3%増)と前年度並みが見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、7月の降雨により平年よりも収穫作業が遅れているため、2794万トン(同3.2%減)とやや減少が見込まれている。なお、仮にエルニーニョ現象が発生し、気候が乾燥傾向となった場合のサトウキビ収量への影響については、現時点では不透明である。
砂糖生産量は、サトウキビの品質が良好でCCS(注)が前年よりも向上していることから、405万トン(同3.5%増)とやや増加が見込まれている。砂糖輸出量は、砂糖の増産に加え、アジア地域を中心に引き続き堅調な需要が見込まれることから、308万トン(同2.9%増)とわずかな増加が見込まれている。
(注)Commercial Cane Sugar(可製糖率)の略。サトウキビのショ糖含有率、繊維含有率および搾汁液の純度から算出される回収可能な糖分の割合。



26/27年度の砂糖輸出量はかなりの程度減少見込み
2026/27年度(10月〜翌9月)のサトウキビ収穫面積は、151万ヘクタール(前年度比4.0%減)とやや減少が見込まれている(表)。サトウキビ生産量は、26年1月以降の累積降水量が平年を下回るなど、乾燥した天候がサトウキビの生育不良を引き起こしていることから、9100万トン(同14.0%減)とかなり大きな減少が見込まれている。
また、サトウキビ生産者は、1)価格上昇に伴う肥料の購入意欲および使用量の減少、2)燃料費の高騰に伴う機械収穫の経費増加、3)キャッサバ価格の上昇―といった問題に直面しており、27/28年度の作付面積に影響を及ぼす可能性が指摘されている。
砂糖生産量は、サトウキビの減産により、1062万トン(同15.9%減)とかなり大きな減少が見込まれている。砂糖輸出量は、砂糖の減産を背景に790万トン(同8.6%減)とかなりの程度の減少が見込まれている。

