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編集部から

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最終更新日:2024年11月5日
広報webマガジン「alic」2024年11月号

今月の表紙

北海道美瑛
 この写真は、当機構の職員が撮影したものです。
 北海道美瑛町で、「日が昇って間もない時間帯、霧が立ち込める中で朝日に照らされる乳牛たちに出会いました。」とのことです。
 幻想的な、美しい風景ですね。そして、この写真の中に「牛」がいることが、より心を惹きつけるものとなっているのではないでしょうか。
 
 春から始まる放牧のシーズンもそろそろ終わりとなる季節です。
 夏にたくさん植物を食べた牛たちが、元気に健康に牛舎に戻ってきてるでしょうか。

編集部から

 今月号では、「この人に聞く」で長く続く焼き芋ブームについて、カルビーかいつかスイートポテト株式会社へのインタビューを紹介させていただきました。長きにわたり、焼き芋やかんしょの商品が度々話題となるのを目にしてきましたが、すでに料理の副菜としての野菜ではなく、「スイーツ」としての地位を強く感じます。

 そして、キーワードととして出てくる「ねっとり」という言葉が気になります。世界広しといえども「ねっとり」という表現で食指が動く民族は少ないのではないでしょうか。
 日本語の食感表現の研究によると、日本語には445語も食感表現があるそうです。英語やドイツ語では約100語、フランス語は227語、中国語では144語となっており、格段に多いことが述べられています。
 「ふわふわな○○」「もちもちの○○」といった表現もよく聞きますが、やはりこのような言葉を聞くと、その商品への興味は強くなりますよね。
 さて、皆様は、「ホクホク」の焼き芋がお好きでしょうか。「ねっとり」の焼き芋がお好きでしょうか。 

 ※ 早川文代、井奥加奈、阿久澤さゆり、齊藤昌義、西成勝好、山野善正、神山かおる:日本語テクスチャー用語の収集(日本食品科学工学会誌)

 また、「焼き芋」について、過去にも記事を掲載しておりますので、併せてご覧いただければ幸いです。
 〇野菜情報2022年10月号「輸出を通じて「焼き芋」を世界共通語に”持続的農業発展を見据えたグローバル産地へ
 〇野菜情報2022年10月号「最近の焼きいもの動向


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