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編集部から

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最終更新日:2024年12月5日
広報webマガジン「alic」2024年12月号

今月の表紙

ショートケーキ
 あっという間に12月、年末の足音が聞こえてきました。
 この12月という月は、日本の食料の安定供給を支援するalicとしては、楽しいイベントもさることながら、農産物の需給が気になる月です。
 クリスマスケーキに不可欠のバター、いちご、生クリーム、砂糖等は、当機構がなんとか順調に市場に出回って欲しいと願う農産物の一つです。また、クリスマスの後にすぐにやってくるお正月の準備に合わせて、様々な食材の需要が高まりますが、生産は追いついているか、そして、価格は概ね妥当といえる範囲となっているか、各担当が心配する季節となります。

 さて、今年は、クリスマスケーキを食べる予定でしょうか?家で作る派でしょうか?お店で買う派でしょうか?どちらにしても、見た目や繊細な味の表現が求められるケーキでは、使われる材料にこだわりが出てくることはよくあります。この焼き色を実現するには、このバターがいい、包丁で切った時にケーキを潰さない硬さのいちごがいい、繊細な甘さを出すこの砂糖がいい等々、腕の見せどころとなることもしばしばです。また、製品として販売するものは、均一な味の実現が求められもします。これはなかなか大量になればなるほど難しいところ、各企業の材料調達からの努力と工夫を感じます。
 ぜひ、そんな材料の違いについても、家で作るとき、お店で買うときに感じてみてください。

 

編集部から

 今月号では、「寄稿」と「この人に聞く」のタイトルで豪華にお二人をご紹介させていただきました。
 ミルクマイスター®高砂さんは、牛乳業界では知らない人はいないと言っていいくらい、牛乳が大好きで、SNSで様々な情報を発信している方です。たくさんある牛乳にまつわるお話から、今回は地域の牛乳、ご当地牛乳の魅力を語っていただきました。そして、まだ日本では聞きなれない「ブラウンチーズ」をご紹介いただいた三浦孝之先生と濱村社長の熱い思いを感じます。皆さんに共通するのは、「発見」する力なのではないでしょうか。「魅力の発見」、「可能性の発見」、「発見」は、私たちにとって更なる一歩、何かをつなぐ力の原動力となり、その先に大きな実りを感じる大事な感覚のような気がします。小さくても、身近でも、日々の中で「発見」をする気持ちを大事にしたいと思いました。

 ※高砂様には、令和7年2月18日開催の「alicセミナー特別版及び消費者の方々との意見交換会」にご登壇いただく予定です。詳細は、こちらから。
 
 さて、令和6年も残るところ1か月弱となりました。
 皆さまにとって、来る年が素晴らしいものでありますように、職員一同心よりお祈り致します。

 alicは、日本の農畜産業を応援する団体として、引き続き皆さまと共に取り組んでいきます。
今後の機構のイベントの参加予定などについて、公式facebookInstagramでリアルタイムに発信しています。ぜひフォローをお願いします。
 

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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196