最終更新日:2025年1月6日
広報webマガジン「alic」2025年1月号
今月の表紙
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
alicの業務につきまして、旧年中は皆さまのご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
今月号の表紙、花びら餅は、お正月に作られる和菓子です。和菓子は、行事に合わせて作られるお菓子があり、お正月の花びら餅から始まり、3月3日の上巳(雛祭)は草餅、5月5日の端午は柏餅、6月16日嘉祥は嘉祥菓子、7月下旬の土用は土用餅(あんころ餅)、11月15日七五三は千歳飴といったものがあります。
花びら餅は、平安時代の宮中から始まったようですが、紅白の取り合わせに茶色のごぼうが加わったもので、日本の繊細な美を感じさせる和菓子です。
日本の四季や自然を表現する和菓子は、職人の熟練の技により表現される日本人の心を感じさせます。
和菓子に含まれる、砂糖の生産を支える組織であるalicでは、砂糖の世界を様々な角度でご紹介しておりますので、ぜひ、ご覧頂ければ幸いです。
〇 和菓子の世界をご紹介
【職人技】美しき和菓子の世界〜お砂糖の奥深き魅力〜
〇「砂糖」が分かるパンフレット「砂糖の知識」
編集部から
今月号は、神奈川県茅ケ崎市で酪農をされている柿澤牧場をご紹介しました。お話をお聞きしているだけで、どんどん元気が湧いてくるような柿澤美里さんですが、「たまたまそこに」、「偶然知って」といった言葉が会話の中でありました。しかし、よくよくお聞きしていると「たまたま」でも「偶然」でもなく、そこには常日頃から人との繋がりを大事にされているお姿が垣間見えました。新型コロナウイルスの影響により、人が人と繋がることが難しかった時を経た今、学ぶところがありそうです。
近年の国際情勢の不安定さは、国内における農業の生産強化を考えさせられる大きなきっかけとなっていますが、生産現場では、肥料・飼料・エネルギーなど高く輸入に依存していた部分をはじめとして、厳しい状況が続いています。
しかし、そのような中で、地元で繋がるエコフィードの活用、他産業との連携による流通の効率化など、繋がること、連携することにより、新たな突破口が見えてきている事例も多く見られてきています。そこには、「人」が動いて、「繋がった」ことで、新たな突破口が生まれたのではないでしょうか。
編集部も、皆さまに農畜産業に関わることを知って頂き、興味を持っていただき、繋がって頂きたいとの思いで、情報発信に努めて参る所存です。本年も引き続きご支援頂ければ幸甚です。
なお、
柿澤美里様には、令和7年2月18日開催の「alicセミナー特別版及び消費者の方々との意見交換会」にご登壇いただく予定です。詳細は、こちらから。
alicは、日本の農畜産業を応援する団体として、引き続き皆さまと共に取り組んでいきます。
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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 企画調整部 (担当:広報消費者課)
Tel:03-3583-8196