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最終更新日:2025年4月7日
広報webマガジン「alic」2025年4月号

今月の表紙

たけのこ
 春の力強い息吹を感じさせるたけのこは、イネ科の野菜です。ただ、成長がとてもはやく、すぐに竹となってしまうため、野菜としてたけのこを楽しむことができるのはとても短い期間です。

 農林水産省特用林産物生産統計調査(令和5年産)によると、全国の生産量は、16,528トンとなっています。生産地は福岡県や鹿児島県など西日本がほとんどを占めています。また、生産量は10年前の68%と大きく減少しています。
 たけのこは、古くから真っ直ぐに天に向かって伸びる姿、成長がはやいこと、竹が強い風に煽られてもよくしなることで簡単に折れないこと等の理由から縁起物としても親しまれています。
 
 そんな縁起もかついで、春を食べてみるのはいかがでしょうか。
 たけのこの穂先は、土から頭を出すと光合成し、緑に色を変え、えぐ味も増します。購入したらなるべく早く調理しましょう。土からほとんど頭が出ていない掘りたてのたけのこは、生でも食べられます。
 

編集部から

 今月号では、2月18日にalicで開催しました「alicセミナー特別版及び消費者の方々との意見交換会」でご登壇いただきました(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS)大道様より「消費者が気になる牛乳・乳製品とは 〜消費者の声に答えたい〜」をご寄稿頂きました。消費者の方の疑問や意見など大変勉強になりました。また、もっと生産の情報が欲しいといったご意見があること、皆さまが生産側についてもご興味を持っていただいていることを知り、大変嬉しく感じました。

 alicは、生産者を支援する事業を実施していることから、どうしても生産側の視点に立つことが多いのですが、消費者の皆さまに支持されてこその農業生産でもあります。
 本年度も皆さまの声をお聞かせいただき、生産側の情報を分かりやすくお伝えし、相互の理解を深めるための一助となるよう頑張ってまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いします。

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このページに掲載されている情報の発信元
農畜産業振興機構 総務部 (担当:総務広報課)
Tel:03-3583-8196