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【札幌事務所から】第3回でん粉原料用馬鈴しょ栽培共励会表彰式が開催されました
最終更新日:2026年8月5日
広報webマガジン「alic」2026年8月号
令和8年6月4日に札幌市にて「第3回でん粉原料用馬鈴しょ栽培共励会表彰式」が開催されました。
北海道は豊かな大地と冷涼な気候に恵まれ、日本一のばれいしょ(ジャガイモ)の生産地として知られています。ホクレン農業協同組合連合会(以下「ホクレン」という。)が事務局を務める「馬鈴しょでん粉の安定供給体制確立に向けた検討プロジェクト」(以下「でん粉プロジェクト」という。)では、でん粉原料用ばれいしょ生産における優良事例を表彰する取り組みを一昨年度より始めています。 |
北海道のでん粉原料用ばれいしょ生産においては、平成24年から植物寄生性線虫であるジャガイモシストセンチュウ対策としてシスト抵抗性品種への全面切り替えを進め、令和4年産(10月〜翌9月)からシスト抵抗性品種100%を達成しました。
しかしながら、これら抵抗性品種については一部地区では収量が安定しないなど、地区ごとにそれぞれの土壌・天候条件に合った栽培技術の確立が急務となっていました。このような中、令和5年2月に開催した「でん粉プロジェクト」において、栽培技術の確立・普及に向けた取り組みの一環として同共励会の開催を決定しました。
第3回目となる今回は、全道の農協が運営するでん粉工場を通じて各地区より7点の優良事例が出展され、審査委員会での厳正な審査のもと、表彰されることとなりました。

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主催者挨拶 ホクレン 本郷農産部長>
ばれいしょでん粉は、その特性を利用して片栗粉をはじめ、スープ、練り製品、菓子、即席麺などさまざまなものに使用されています。
ホクレンによると、北海道における令和7年産のばれいしょでん粉の生産量は13万3000トン(推算、前年産2万6400トン減)と前年を16.6%下回りました。需要は引き続き堅調で、供給量の不足が続いている状況であり、でん粉生産量の増加が求められています。
共励会の委員長であるホクレン本郷徹農産部長からは「今後のでん粉の安定供給に向けては原料となるばれいしょの作付面積の維持拡大と生産量の増加の二つが重要です。本日の受賞者が全道の生産者を牽引し、北海道全体のばれいしょでん粉の生産性向上につながることを期待します。」と開会の挨拶がありました。

<受賞者の皆さん>

※各受賞者の栽培技術の詳細については下記PDFをご覧ください。
令和7年度は高温・干ばつの影響を受け、馬鈴しょの生産は非常に厳しい年となりました。そのような状況においても、でん粉原料用ばれいしょの生産とその品質を支えているのは、常に良いものを作ろうと新しい技術を学びながら、各地域の自然条件に合った創意工夫を重ねる生産者と関係機関の方々の熱意です。札幌事務所としても、でん粉価格調整制度の適切な実施などを通じて、道内のばれいしょ生産とでん粉産業の発展に貢献してまいりたいと思います。

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十勝管内のばれいしょ畑風景>
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